【プレイレポ】 「6/13土曜定期鯖 」 マルチ対戦プレイレポ
【報道・オンライン】
「6/13 定期鯖結果」
6/13(土)に行なわれたFreecivオンライン日曜鯖の結果です。
1位ソビエト(KINOKOさん) 480点
2位 エフタル(ORZさん) 414点
3位 キューバ(mohejiさん) 403点
4位 エスペラント(senさん)299点【滅亡】
5位アイスランド(hautさん)174点
6位シュメール(rainさん)156点 【滅亡】
7位スイス(kuraseさん)154点
8位ドイツ(bisuさん)73点【滅亡】
途中参加 ※途中参加者の成績は無効とし反映されません。
【ルール】
T227END。 島戦。自由外交。
1.スイスとシュメールにユニット1体プレゼント(ウェルカムドリンク的なノリで)
2.スイスとシュメールにはT150まで進攻禁止
3.スイスとシュメールには初期ユニット3体プレゼント
4.スイスとシュメールには初期金3000プレゼント
【ゲーム終了盤面画像】
※ゲーム終了後の画像の拡大版・高画質画像はこちらから
【プレイレポ】
「三国同盟という罠」
終盤エスペラント・キューバ・ソビエトの三国同盟が頭角を現し、世界を飲み込んでいった。そのまま三国同盟勝利に終わるかと思いきや、その勝利は同盟によってあっさりと否定された。
初心者同士の同盟や世界が二陣営のみとなり総力戦を行った際には、三国同盟勝利というのもよくある話であるが、これが上級者、さらに世界を相手に三国だけで突き進むとなると、必ず同盟にほころびが生じるものである。
上級者の矜持としてあっさりと同盟勝利してしまうことは、勝利であってもチーププレイとして避けるべき行為であるし、そもそも上級者は自国の勝利を第一に考えるため、よほどのことがない限り、同盟勝利ということはないのである。
同じ勝利としても自国が単独でスコアで勝利するのと、同盟で勝利するのとでは達成感や矜持として全く別物なのである。
上級者はただ勝つことが目標ではなく、いかに差をつけて勝つかということを求められるのである。ただ勝つだけでは、初心者・中級者の勝利と何も変わりません。
今日の場合、三国同盟となったが、科学を担っていたキューバがまずソビエトにエスペラントを裏切るという提案を始めた。キューバの立場として三国同盟で勝つ以前に、科学をリードさせて圧倒的に科学大国となっていたにも関わらず、スコア的にはエスペラントが首位をキープしている状態は、単純に面白くない。
キューバとしては、科学大国であり、同盟に科学を支給する立場にあるものの、それがエスペランドを飛躍させてしまうということはしたくかなったはずである。
エスペラントよりも科学の優位があるのだから、それを利用すれば首位に立てるという算段であった。
一方、エスペラントも首位であるため同盟国であっても科学を進めるキューバを警戒するのは当然のことであり、キューバの動きにも大変敏感になっていた。なにか科学の受け渡しが遅くなるだけでも、キューバに対して疑念を生じさせてもなんら不思議ではなかった。
そして、三国目のソビエトとしては、どっちについても同盟勝利にはなるが、どっちかにつくと首位にはなれない。それにどちらかがつぶれてもどちらかがスコア首位になるので、同盟破棄されてしまったり、裏切りの侵攻を受けては手遅れになる。よって、エスペラントキューバの1位と2位ががつぶしあう展開が非常に望ましかった。
よってソビエトは、エスペラントにキューバが裏切る可能性があることを伝え、キューバにもエスペラントを警戒するように、お互いの警戒心をあおって、キューバvsエスペラントの首位争いを実現することに成功した。
ここに三国同盟が崩壊。ソビエトはどっちにつくのか迷うふりをして兵力を蓄える。どっちが勝つかわからないか、勝ったほうをたたく用意だけは進めていた。
次第にエスペが攻め込まれてくると、ソビエトは劣勢のエスペラントと開戦。ほどなく滅亡する。ここで戦線の伸び切ったキューバにソビエトは宣戦を布告した。ソビエトの賭けである。
消耗しきったキューバ軍を粉砕し、一気にスコアトップとなりソビエトの単独勝利となった。
ソビエトはどうしてキューバと組まなかったのか。キューバと組んでその後二国間同盟勝利が見えているのであれば、キューバを裏切ることはなかっただろう。
エスペラント滅亡後も、エフタルやアイスランドが存在していたので、同盟勝利も厳しいと判断した。
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